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IMPROMPTU

IBERT, Jacques François Antoine (arr. SOKABE, Kiyonori)ジャック・イベール(arr. 曽我部清典)
フランス人作曲家ジャック・イベールの小品です。音域は高めですが、軽妙な雰囲気は、コンサートのちょっとしたアンコールピースとして、最適かなと思います。ぜひチャレンジしてみて下さい。パート譜はinCとinBbの2つを用意しました。

"Where Do the Birds Fly Now" for Wind Ensemble

YAMAMOTO, Jun山本準
The great jazz musician, Joe Zawinul, once said, in order to compose a new song, he wrote scores transcribing tape recordings of his improvisation. He boasted that he could make as many new songs as he wanted because he had a lot of tapes in stock. I learned it and applied the same method to compose this music. The main part of the music has been composed by writing down a score from the recording of an improvisation in mid-1980s performed by the composer as it was, and arranged it for wind ensemble. This is an attempt to capture the momentum of music which is being created and to transform it into a large ensemble. The title of the song is based on the novel by Koichi Yamano, the Japanese leader of the New Wave, a Sci-Fi movement, lead by J.G. Ballard in the 1970s. This work was premiered on October 14, 2020, by Gendai Sozo Tokyo conducted by Itakura Yasuaki in the “Japanese composer 2020 D program” at the Wien Hall of Fuchu-no-mori Geijutu-Gekijo in Tokyo.
故ジョー・ザヴィヌル氏は自らの即興演奏の録音(テープ)から楽譜を書き起こすことで新曲を作曲していたという。テープは大量にストックしてあるので、いくらでも新曲はできると豪語していた。 本作品は同様の手法をとり、曲の主要部分は作曲者が行った即興演奏(80年代半ば)の録音から楽譜を起こし、改めて吹奏楽用に編曲を施すという方法で作曲した。 音楽の生まれる瞬間をそのまま大編成に移し替えることにより、音楽の生き生きした表情をなんとか捕まえようという試みとご理解いただければと思う。 曲名は70年代のJGバラードなどを中心としたムーヴメント、ニューウェーブSFの旗手、山野浩一氏の小説の題名による。本作品は2020年10月14日 日本の作曲家2020 現代奏造Tokyo―吹奏楽の夕べ にて、東京・府中の森芸術劇場ウィーン・ホールにて、 板倉康明・指揮 現代奏造Tokyoにより初演された。

Clarke's Characteristic Studies

CLARKE, Herbert Lincoln (arr. SOKABE, Kiyonori)ハーバート・リンカーン・クラーク(arr. 曽我部清典)
ハーバート・クラークの残した最も難易度の高い練習曲集。24の調で24の性格を持った曲で構成されています。近親調への転調など唇の柔軟性の養成や、ソルフェージュ能力の向上にも大変役立つ練習曲集です。テクニカルスタディーズの応用編として練習してみて下さい。

Pastorale

HILLEMACHER, Paul-Lucien (arr. SOKABE, Kiyonori)パウルールシアン・ヒルマッシャー(arr. 曽我部清典)
パウル・ヒルマッシャーのオルガン曲から「パストラーレ」をリリースしました。2本のトランペット・ホルン・トロンボーンの編成です。トランペットはin Bbのパート譜も付けました。フランスの田園地帯を想像しながら、演奏して下さい。

The Approach of phrasing in modern french music

Various Composers (arr. SOKABE, Kiyonori)様々な作曲家(arr. 曽我部清典)
フランス近代音楽のフレージングを学ぶためのメロディ集です。ベルリオーズからプーランクまで様々なメロディが15曲集められています。繰り返し演奏して、少しずつフランス近代の歌い方を身につけましょう。

MAX SCHLOSSBERG : DAILY DRILLS & TECHNICAL STUDIES

SCHLOSSBERG, Max (arr. SOKABE, Kiyonori)マックス・シュロスベルグ(arr. 曽我部清典)
ロシアからアメリカに渡り、ニューヨークフィルで首席を務め、多くのトランペット奏者を育てたマックス・シュロスベルグの教則本日本語版です。シュロスベルグの意図を汲んで練習して欲しいと思い、日本語版を制作しました。門下生でもあるコリンやスタンプなどの教則本のエッセンスがすべて詰まっていると言っても過言ではないでしょう。

15 Two-part Exercises

KODÁLY, Zoltán (arr. SOKABE, Kiyonori)ゾルタン・コダーイ(arr. 曽我部清典)
コダーイによるデュエット集です。ごくごく簡単なものから、少し厄介なものまで、15曲で構成されています。コダーイには、この他にたくさんのデュエットがありますが、入門編と考えて良いと思います。コダーイは「2つのパートが主従の関係ではなく、正しいイントネーションを保ちながら歌うように」と指示しています。

Wilhelm Wurm / 20 Hard Etudes

WURM, Wilhelmヴィルヘルム・ヴルム
19世紀ドイツで生まれ、音楽教育も受け、サンクトペテルブルグで活躍したトランペット奏者で作曲家でもあったヴィルヘルム・ヴルムのトランペット独奏曲集です。Hard Etudesの名の通りかなり手強い30曲が収められています。ロシアらしい甘美なメロディが特徴的ですので、単に練習曲だけではなくコンサート用ソロピースとしてもお使い頂ける優れた作品と思います。

12 STUDIES

LONGINOTTI, Paoloパオロ・ロンジノッティ
20世紀前半スイスロマンドやトーンハレのオーケストラで活躍したトランペット奏者で作曲家のパウロ・ロンジノッティが書いた「12の様々なスタイルの練習曲」です。その名の通り、多種多様な音楽のスタイルが学べますし、STUDIESとはいえ、無伴奏作品としてコンサートで演奏してもじゅうぶんな内容の作品と思います。少し手強いですが、チャレンジしてみて下さい。

Wilhelm Wurm / 41 Duets

WURM, Wilhelm (arr. SOKABE, Kiyonori)ヴィルヘルム・ヴルム(arr. 曽我部清典)
19世紀ドイツで生まれ、音楽教育も受け、サンクトペテルブルグで活躍したトランペット奏者で作曲家でもあったヴィルヘルム・ヴルムのトランペット二重奏曲集です。全部で41曲が収められています。比較的平易なものが多いので、初心者の方でも、楽しめると思います。

Wilhelm Wurm / 30 trios

WURM, Wilhelm (arr. SOKABE, Kiyonori)ヴィルヘルム・ヴルム(arr. 曽我部清典)
19世紀ドイツで生まれ、音楽教育も受け、サンクトペテルブルグで活躍したトランペット奏者で作曲家でもあったヴィルヘルム・ヴルムのトランペット三重奏曲集です。平易なものから吹き応えのあるものまで30曲が収められています。

JOHANSON / DAIRY EVERCISES

JOHANSON, August Vasilyyevich (arr. SOKABE, Kiyonori)アウグスト・ワシリエヴィッチ・ヨハンソン(arr. 曽我部清典)
ロシアのトランペット奏者で教育者であったヨハンソンのデイリーイクササイズです。ロングトーンや三連符・16分音符からの音階練習やインターバル練習が効率よく練習できます。ロシア人トランペット奏者のバイブルとも言える教本です。