SOKABE Music Publishing

現代日本の音楽の楽譜

News

山本準 : その他三重奏

2000年頃から発表の当てもなく作曲したピアノ独奏から始まる一連の「現代的書法」(といってもすでに時代遅れだろうと思うが)による作品のシリーズの中の一曲で、2007年に一応の完成を見たが、残念ながら演奏される機会には恵まれなかった。この度「越の風」の公募作品として初演されたことは作曲者としては望外の喜びである。初演にあたっては大幅に加筆修正を施した。弦楽四重奏とならび西洋古典音楽の典型的室内楽編成であるピアノ三重奏に世界の様々な「踊り」の要素を詰め込んでみたいというのが作曲の動機である。前奏とコーダが対応して全曲の「額縁」をなし、この間に4つの動的様式と1つの静的様式、さらに西洋古典音楽に根ざす部分が織り込まれている。タイトルは「銀朱」を英国のSF作家J. G. バラードの作品タイトル“Vermilion Sands”から、「風」を演奏の機会を与えていただいた「越の風」から拝借した。本作品は2019年11月10日越の風vol.8 にて、ヴァイオリン 庄司愛、チェロ 渋谷陽子、ピアノ 石井朋子の三氏(トリオ・ベルガルモ)により初演された。

フランツ・シューベルト / arr. 曽我部清典 : 管楽金管三重奏

シューベルトのピアノ連弾曲3つの軍隊行進曲(D733 op.51)から最も有名な第1番をブラストリオにアレンジしました。キーも、ブラストリオ用にニ長調からヘ長調にしてあります。トランペットはinCとinBbの譜面を用意しました。

ゲオルグ・フリードリッヒ・ヘンデル / arr. 曽我部清典 : 管楽金管三重奏

ヘンデルの「見よ、勇者は帰りぬ」(得賞歌)のブラストリオバージョンです。トランペットはC管かB管で、ホルンはアルトホルンやトランペットでも代用できるように、パート譜をつけました。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン / arr. 曽我部清典 : 管楽金管三重奏

ベートーベンのピアノ曲「アンダンテ・ファヴォリ」を、トランペット・ホルン・トロンボーンの金管トリオに編曲しました。金管にはベートーベンの時代の作品がない中で、ベートーベンの時代の音楽を学ぶことができます。コルネット・アルトホルン・ユーフォニアムのブリティッシュブラストリオで演奏するのも素敵だと思います。

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ / arr. 曽我部清典 : 管楽三重奏

バッハのカンタータ156番よりシンフォニア。アリオーソという名前でも知られている美しい作品です。金管トリオの編成ですが、トランペットのソロ曲として編曲しました。より歌いやすくするためにin Esのパート譜も添えました。

オルランド・ディ・ラッソ / arr. 曽我部清典 : 管楽三重奏

オルランド・ディ・ラッソの「お聴き下さい、主よ」を、金管トリオのために編曲しました。ポリフォニー音楽を体験して下さい。

作者不詳 / arr. 曽我部清典 : 管楽三重奏

Adoramus te Christe(キリストよ、あなたを崇めます)という作品は数多く存在しますが、作者不詳のこの曲は、他の作品と違い、厳かながら、楽しげな舞曲風になっています。数少ない金管トリオのレパートリーとしていかがでしょうか?トロンボーンパートは、ユーフォニアムでも演奏可能です。

様々な作曲家 / arr. ジョセフ・ジャンバティスト・ローラン・アルバン : 管楽二重奏

アーバン監修によるデュエット第2集低音楽器版です。(全音楽譜からのアーバンがリニューアルした際に割愛されたものと同じではなく、アーバン自身が作成したものです。ユーフォニアムやトロンボーン、チューバだけでなく、木管楽器でもどうぞ。

山本準 : 管楽二重奏

本作品はもともとパイプオルガンとトランペットの豊かな響きを最大限引き出したいという意図の下に作曲された。 ここでご紹介するのは、オルガンパートをピアノに置き換えたバージョンである。初演はトランペットはオルガン版の初演者でもある曾我部清典、ピアノは木俵茜、2019年8月20日、愛媛県四国中央市のPiano Bar Pierroで行われた。 曲は変ホ音のペダルから始まる序奏に続き、ピアノのアルペジオにのってトランペットとピアノの低音部のオクターブによる上行する旋律を経て、ピアノの明確な嬰へ音上の長三和音に到達する。第2部分は、ピアノの左手によるコンスタントなスケールにのってピアノの右手とトランペットが16分音符を中心とした旋律を交換しあう。この部分の中心音は、変ロ音から、変ホ音、変ト音、ロ音を経てニ音に変化していき、それに伴い旋律線もそれぞれの中心音に従った音階において展開して高潮して、トランペットのソロに到達し、これにピアノが「合いの手」を入れる形となり、最終的にはオルガンはト音上の長三和音、トランペットは嬰ト音に達して休止する。第3部分はピアノの短いカデンツァをへてピアノ低音部の執拗なオスティナートが始まりトランペットとピアノの右手によりさらに16分音符を中心としたラインがやり取りされて緊張を増し、トランペットとピアノの3連符によるユニゾンから、トランペットのハーモニック・グリッサンドを伴うクライマックスに達する。休止ののち序奏部分が再現したあと、Placare(なだめるように)が指定された徐々に積み重なる和音が少しずつ構成を変えながら、最後はホ音上の長三度と短三度を同時に含む8音からなる和音上で静かに曲を閉じる。

曽我部清典 : 管楽独奏

さあ、アーバンを始めよう!(5)です。全音版アーバン金管教則本18ページの7番8番の解説です。7番は急激に難しくなっているので、ここで挫折する人が多いのですが、このテキストを見ながら練習することで、乗り切って頂きたいと思います。

ピョートル・チャイコフスキー / arr. 曽我部清典 : 管楽金管三重奏

チャイコフスキーのピアノソロ曲、12曲からなるシーズンズより第10曲『十月(秋)』を金管トリオのために編曲しました。やや難易度は高めですが、チャイコフスキーならではの、メランコリックな旋律が美しいです。

曽我部清典 : 管楽独奏

さあ、アーバンを始めよう!その(4)です。この号では、17ページの練習曲6番について解説しています。1〜5までで培った技術の再確認のつもりで取り組みましょう。

Sokabe Music Publishing - News を購読