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Summer Rain (YAMAMOTO, Jun)
サマー・レイン(山本準)

News

Si mes vers avaient des ailes

HAHN, Reynaldo (arr. SOKABE, Kiyonori)レイナルド・アーン(arr. 曽我部清典)
ベネズエラ生まれで、パリで活躍したレイナルド・アーンの最も有名な歌曲を、トランペットとピアノのために編曲しました。ピアノのアルペジオにのって、甘美なメロディが歌われます。サロンコンサートや発表会などで演奏して欲しい作品です。パート譜はinBbとinCのものを用意しました。

PETITE PIÈCE CONCERTANTE

BALAY, Guillaumeギョーム・バレイ
パリ・ギャルド吹奏楽団の指揮者でもあったギョーム・バレイのコルネットとピアノのための小品です。可愛らしく、しかもフランス人らしいおしゃれな作品です。最高音は上のソ(実音F)・最低音は低いド(実音Bb)ですので、比較的取り組みやすいと思います。サロンコンサートや発表会にも最適です。トランペットでももちろん演奏できます。

PETITE PIÈCE CONCERTANTE

BALAY, Guillaumeギョーム・バレイ
パリ・ギャルド吹奏楽団の指揮者でもあったギョーム・バレイのコルネットとピアノのための小品です。可愛らしく、しかもフランス人らしいおしゃれな作品です。最高音は上のソ(実音F)・最低音は低いド(実音Bb)ですので、比較的取り組みやすいと思います。サロンコンサートや発表会にも最適です。トランペットでももちろん演奏できます。

ELEMENTARY STUDIES

CLARKE, Herbert Lincoln (arr. SOKABE, Kiyonori)ハーバート・リンカーン・クラーク(arr. 曽我部清典)
ELEMENTARY STUDIES by Herbert Clarke in Japanese
ハーバート・クラークのエチュード三部作、最後になりましたが、エレメンタリースタディーズ日本語版です。最初は先生と生徒のデュエットから始まり、最後は変ト長調まですべての調での練習曲になっています。音域も無理なく徐々に広がるので、金管楽器を新しく始めるお子さんには最適なテキストと思います。解説をよく読んで、練習の意図をわかって練習することで、確実に上達できる素晴らしい練習曲集です。トランペットのみならずすべての金管楽器の入門書としてご使用になれます。

10 ETUDES Concertantes et d’Interprétation

SABARICH, Raymond Antoine (arr. SOKABE, Kiyonori)レイモン・アントワーヌ・サバリ(arr. 曽我部清典)
パリ音楽院の教授であったレイモン・サバリの10曲からなるエチュードです。クラシック音楽のみならず、ダリウス・ミヨーやジャン・コクトーの影響で、フランスにジャズを広めた最初のトランペット奏者でもありますので、そこかしこにジャズのアドリブのようなフレーズが現れます。少し手強いかもしれませんが、第2次大戦後のフランスでクラシックとジャズが出会った頃の音楽を体感してみて下さい。

In Paradisum

DUBOIS, François-Clément Théodore (arr. SOKABE, Kiyonori)テオドール・デュボワ(arr. 曽我部清典)
19世紀から20世紀前半にフランスで活躍したテオドール・デュボワのオルガン曲「天国へ」を、トランペットとピアノのために編曲しました。音域は高めなので、C管トランペットの他に、A管ピッコロトランペットのためのパート譜も用意しました。この作品を通して、ベルエポック時代からフランス近代への入り口の微妙な音楽を体験して下さい。

In Paradisum

DUBOIS, François-Clément Théodore (arr. SOKABE, Kiyonori)テオドール・デュボワ(arr. 曽我部清典)
19世紀から20世紀前半にフランスで活躍したテオドール・デュボワのオルガン曲「天国へ」を、トランペットとピアノのために編曲しました。音域は高めなので、C管トランペットの他に、A管ピッコロトランペットのためのパート譜も用意しました。この作品を通して、ベルエポック時代からフランス近代への入り口の微妙な音楽を体験して下さい。

FANTAISIE

DUBOIS, François-Clément Théodore (arr. SOKABE, Kiyonori)テオドール・デュボワ(arr. 曽我部清典)
19世紀から20世紀前半にかけて活躍したフランス人作曲家テオドール・デュボワのC管クロマティックトランペットとピアノのための幻想曲です。現在ではクロマティックトランペットは当たり前にある楽器ですが、当時はコルネットと一線を画していました。現代のトランペット奏者にも演奏しややすいようにB管トランペットのパート譜もつけました。華やかな中にエレガントさも漂う19世紀トランペットのための作品です。

FANTAISIE

DUBOIS, François-Clément Théodore (arr. SOKABE, Kiyonori)テオドール・デュボワ(arr. 曽我部清典)
19世紀から20世紀前半にかけて活躍したフランス人作曲家テオドール・デュボワのC管クロマティックトランペットとピアノのための幻想曲です。現在ではクロマティックトランペットは当たり前にある楽器ですが、当時はコルネットと一線を画していました。現代のトランペット奏者にも演奏しややすいようにB管トランペットのパート譜もつけました。華やかな中にエレガントさも漂う19世紀トランペットのための作品です。

IMPROMPTU

IBERT, Jacques François Antoine (arr. SOKABE, Kiyonori)ジャック・イベール(arr. 曽我部清典)
フランス人作曲家ジャック・イベールの小品です。音域は高めですが、軽妙な雰囲気は、コンサートのちょっとしたアンコールピースとして、最適かなと思います。ぜひチャレンジしてみて下さい。パート譜はinCとinBbの2つを用意しました。

IMPROMPTU

IBERT, Jacques François Antoine (arr. SOKABE, Kiyonori)ジャック・イベール(arr. 曽我部清典)
フランス人作曲家ジャック・イベールの小品です。音域は高めですが、軽妙な雰囲気は、コンサートのちょっとしたアンコールピースとして、最適かなと思います。ぜひチャレンジしてみて下さい。パート譜はinCとinBbの2つを用意しました。

"Where Do the Birds Fly Now" for Wind Ensemble

YAMAMOTO, Jun山本準
The great jazz musician, Joe Zawinul, once said, in order to compose a new song, he wrote scores transcribing tape recordings of his improvisation. He boasted that he could make as many new songs as he wanted because he had a lot of tapes in stock. I learned it and applied the same method to compose this music. The main part of the music has been composed by writing down a score from the recording of an improvisation in mid-1980s performed by the composer as it was, and arranged it for wind ensemble. This is an attempt to capture the momentum of music which is being created and to transform it into a large ensemble. The title of the song is based on the novel by Koichi Yamano, the Japanese leader of the New Wave, a Sci-Fi movement, lead by J.G. Ballard in the 1970s. This work was premiered on October 14, 2020, by Gendai Sozo Tokyo conducted by Itakura Yasuaki in the “Japanese composer 2020 D program” at the Wien Hall of Fuchu-no-mori Geijutu-Gekijo in Tokyo.
故ジョー・ザヴィヌル氏は自らの即興演奏の録音(テープ)から楽譜を書き起こすことで新曲を作曲していたという。テープは大量にストックしてあるので、いくらでも新曲はできると豪語していた。 本作品は同様の手法をとり、曲の主要部分は作曲者が行った即興演奏(80年代半ば)の録音から楽譜を起こし、改めて吹奏楽用に編曲を施すという方法で作曲した。 音楽の生まれる瞬間をそのまま大編成に移し替えることにより、音楽の生き生きした表情をなんとか捕まえようという試みとご理解いただければと思う。 曲名は70年代のJGバラードなどを中心としたムーヴメント、ニューウェーブSFの旗手、山野浩一氏の小説の題名による。本作品は2020年10月14日 日本の作曲家2020 現代奏造Tokyo―吹奏楽の夕べ にて、東京・府中の森芸術劇場ウィーン・ホールにて、 板倉康明・指揮 現代奏造Tokyoにより初演された。