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Kokiriko-bushi(Bass clef)

IKEGAMI, Satoshi (arr. SOKABE, Kiyonori)池上敏(arr. 曽我部清典
富山県民謡。シンプルなメロディを繰り返しながら、少しずつ表情を変えていき、最後は二人で、1つのメロディをあたかも一人で吹いているように演奏して下さい。片方をトロンボーンや(移調して)ホルンにしたり、別売りの高音バージョン(調は同じ)と組み合わせて、トランペットやコルネット・フリューゲルホルンと演奏してもおもしろいと思います。

Kokiriko-Bushi

IKEGAMI, Satoshi (arr. SOKABE, Kiyonori)池上敏(arr. 曽我部清典
富山県民謡。シンプルなメロディを繰り返しながら、少しずつ表情を変えていき、最後は二人で、1つのメロディをあたかも一人で吹いているように演奏して下さい。片方をコルネットやフリューゲルホルンにしたり、別売りの低音バージョン(調は同じ)と組み合わせて、ユーフォニアムやトロンボーン(チューバとも!)と演奏してもおもしろいと思います。

CONCERTINO

VIDAL, Paul Antoineポール・アントワーヌ・ヴィダル
ポール・ヴィダルは、フランス近代の作曲家・指揮者ですが、それより教育者としての方が名高いです。門下には、ナディア・ブーランジェ、ジャック・イベール、アンリ・トマジなどを擁しています。この小協奏曲は1922年のパリコンセルヴァトワールの試験曲として書かれていて、この版は、そのピアノリダクション版です。

CONCERTINO

VIDAL, Paul Antoineポール・アントワーヌ・ヴィダル
ポール・ヴィダルは、フランス近代の作曲家・指揮者ですが、それより教育者としての方が名高いです。門下には、ナディア・ブーランジェ、ジャック・イベール、アンリ・トマジなどを擁しています。この小協奏曲は1922年のパリコンセルヴァトワールの試験曲として書かれていて、この版は、そのピアノリダクション版です。

Ave Maria for Brass Trio

MASCAGNI, Pietro (arr. SOKABE, Kiyonori)ピエトロ・マスカーニ(arr. 曽我部清典
イタリアの作曲家ピエトロ・マスカーニのアヴェマリアをブラストリオグルーヴのために編曲しました。対旋律が彼の代表作「カバレリアルスティカーナ」から引用されています。ブリティッシュブラス(コルネット・アルトホルン・ユーフォニアム)でも演奏できるよう、パート譜を用意しました。

Sports et Divertissments-Trio version

SATIE, Erik (arr. SOKABE, Kiyonori)エリック・サティ(arr. 曽我部清典
サティのピアノ曲「スポーツと気晴らし」から、9曲を抜粋して、ブラストリオグルーヴのために編曲しました。短い曲はスコアでお互いのパートの確認しながら、長い曲や楽器の持ち替えのある曲はパート譜をつけました。いずれもサティらしいウィットに富んだ作品です。曲順は暫定的に決めましたが、自由に変更しても大丈夫です。お楽しみ下さい。

Melody in F

RUBINSTEIN, Anton (arr. SOKABE, Kiyonori)アントン・ルビンシュタイン(arr. 曽我部清典
ルビンシュタインの作品の中では最も良く演奏されるのがこのへ調のメロディでしょう。1853年に作曲されたピアノ独奏曲2つのメロディ作品3の第1番です。2019年、ブラストリオグルーヴのために編曲しました、ブリティッシュブラス(コルネット・アルトホルン・ユーフォニアム)でも演奏できるようにパート譜を用意しました。

Ave Maria

HOLST, Gustav (arr. SOKABE, Kiyonori)グスタフ・ホルスト(arr. 曽我部清典
イギリスの作曲家グスタフ・ホルストは、管弦楽のための組曲『惑星』の作者として、日本ではつとに有名ですが、その他にも、多くの吹奏楽作品や合唱のための作品を残しています。このアヴェマリアは、その副題が示すように、彼の母親の思い出として、彼が26歳(1900年)の時に、女声合唱のために作曲されました。それを、トランペット8重奏に移植したものです。

Sonnerie et Marche de Cocagne

SATIE, Erik (arr. SOKABE, Kiyonori)エリック・サティ(arr. 曽我部清典
サティの作ったトランペットのファンファーレ2曲です。「猿の王様」は原題がSonnerieとあるので時計のアラーム音の代わり、「コカイン」はオーケストラ作品の中の一部で「マーチ」となっています。

Rainfall Shuffle for 3 percussionists

YAMAMOTO, Jun山本準
The beginning of the music is an invitation to the labyrinth by vibraphone and marimba’s tremolo. Then, with count by the drum player, the drum’s shuffle rhythm dominates. The main theme appears and transforms while being repeated. This part is shortened and repeated after a brief interlude. The basic rhythm of the latter half is presented in the new tempo by the triangle and getting tense. After a canon by three players on xylophone, vibraphone and marimba, music flows into finale. "Rainfall Shuffle" is a fictious card shuffle which does not exist in reality. This piece has been premiered by Player 1 Yoshiko Kanda, Player 2 Tamao Inano, Player 3 Hitomi Nagano on February 7, 2020, at Tokyo Opera City Ricital Hall, Tokyo, Japan.
曲の冒頭はヴィブラフォンとマリンバのトレモロによる迷宮へのいざないである。カウントとともにドラムスによるシャッフルのリズムが全体を支配する。主要テーマが現れ、繰り返されながら変形する。間奏を挟んでこの部分は短縮して繰り返され、トライアングルの新しいテンポに乗って後半の基本リズムが示されて緊迫していく。シロフォン、ヴィブラフォン、マリンバのカノンを経てフィナーレに至る。曲名のRainfall Shuffleは架空のトランプの切り方の名称である。本作品はPlayer 1 神田佳子 Player 2 稲野珠緒 Player 3 永野仁美により、2020年2月7日東京オペラシティリサイタルホールにて初演された。

Vermilion Winds (Piano, Vln, Cello)

YAMAMOTO, Jun山本準
The piece is one of the series of contemporary-style compositions starting with piano solo, which had been continually written since 2000. This particular trio had been completed in 2007, but unfortunately, there was no chance to be staged. It is great pleasure of the composer that this music has been premiered as one of the openly called-for-work for “Koshi no Kaze”. The piece has been significantly modified for this premiere. The motivation for composition is to incorporate various elements of “dance” in the world into piano trio, which is a typical chamber music style of the Western classical music as well as string quartets. The beginning and the ending form a “frame” for the entire work. In-between four dynamic styles, one static style, and parts rooted in the Western classical music. The title was borrowed from a novelette by a British sci-fi author, J. G. Ballard, "Vermilion Sands" and "Koshi no Kaze" which gave the opportunity of the premiere. This piece has premiered at Koshi no Kaze vol.8 concert on November 10, 2019, in Niigata, by 3 distinguished artists, Ai Shohji (vn), Yohko Shibuya (vc), and Tomoko Ishii (pf).
2000年頃から発表の当てもなく作曲したピアノ独奏から始まる一連の「現代的書法」(といってもすでに時代遅れだろうと思うが)による作品のシリーズの中の一曲で、2007年に一応の完成を見たが、残念ながら演奏される機会には恵まれなかった。この度「越の風」の公募作品として初演されたことは作曲者としては望外の喜びである。初演にあたっては大幅に加筆修正を施した。弦楽四重奏とならび西洋古典音楽の典型的室内楽編成であるピアノ三重奏に世界の様々な「踊り」の要素を詰め込んでみたいというのが作曲の動機である。前奏とコーダが対応して全曲の「額縁」をなし、この間に4つの動的様式と1つの静的様式、さらに西洋古典音楽に根ざす部分が織り込まれている。タイトルは「銀朱」を英国のSF作家J. G. バラードの作品タイトル“Vermilion Sands”から、「風」を演奏の機会を与えていただいた「越の風」から拝借した。本作品は2019年11月10日越の風vol.8 にて、ヴァイオリン 庄司愛、チェロ 渋谷陽子、ピアノ 石井朋子の三氏(トリオ・ベルガルモ)により初演された。

MARCHE MILITAIRE

SCHUBERT, Franz (arr. SOKABE, Kiyonori)フランツ・シューベルト(arr. 曽我部清典
シューベルトのピアノ連弾曲3つの軍隊行進曲(D733 op.51)から最も有名な第1番をブラストリオにアレンジしました。キーも、ブラストリオ用にニ長調からヘ長調にしてあります。トランペットはinCとinBbの譜面を用意しました。