3つのアラベスク 弦楽四重奏のための
「3つのアラベスク~弦楽四重奏のための」は3つの楽章から構成される。
第一楽章 Correntemente 波打ちながら連続する16分音符6つを単位とする流れを中心として、これに附点8分音符および8分音符を単位とするリズムが交錯する。コーダは速度を落とし、Tranquillo となって第二楽章への導入となる。
第二楽章 Tranquillo 弱音器を付した静かな楽想から始まり、第一ヴァイオリンとヴイオラ、第二ヴァイオリンとチェロの組み合わせによる二つのユニットが互いに相反するリズムで音楽を織り上げていく。
第三楽章 Allegro energico 密集した和音のトレモロに合わせて、激しいリズムをもつ音形が提示され、続いてトレモロとピチカートの組み合わせによる主部に導かれる。中間部はやや速度を落として冒頭の音形とピチカートが組み合わされる。前二楽章の短い回想と冒頭のモチーフの再現を経て、コーダにいたる。
本作品は2017年5月15日、東京のすみだトリフォニーホール小ホールにて、プレシャス・カルテット(第一ヴァイオリン 加藤えりな、第二ヴァイオリン 古川仁菜、ヴィオラ 岡さおり、チェロ 小川和久)により初演された。
SKU:
SMP-18-DL Digital download [PDF]
¥2,300
Composer:
Instrumentation:
弦楽 - 四重奏
使用楽器 |
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Violin |
Violin |
Viola |
Violoncello |
スコア:
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パート譜:
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ページ数:
88
Sample PDF:
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