SOKABE Music Publishing

現代日本の音楽の楽譜

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ピエトロ・マスカーニ / arr. 曽我部清典 : 管楽 - 金管三重奏

イタリアの作曲家ピエトロ・マスカーニのアヴェマリアをブラストリオグルーヴのために編曲しました。対旋律が彼の代表作「カバレリアルスティカーナ」から引用されています。ブリティッシュブラス(コルネット・アルトホルン・ユーフォニアム)でも演奏できるよう、パート譜を用意しました。

エリック・サティ / arr. 曽我部清典 : 管楽 - 金管三重奏

サティのピアノ曲「スポーツと気晴らし」から、9曲を抜粋して、ブラストリオグルーヴのために編曲しました。短い曲はスコアでお互いのパートの確認しながら、長い曲や楽器の持ち替えのある曲はパート譜をつけました。いずれもサティらしいウィットに富んだ作品です。曲順は暫定的に決めましたが、自由に変更しても大丈夫です。お楽しみ下さい。

アントン・ルビンシュタイン / arr. 曽我部清典 : 管楽 - 金管三重奏

ルビンシュタインの作品の中では最も良く演奏されるのがこのへ調のメロディでしょう。1853年に作曲されたピアノ独奏曲2つのメロディ作品3の第1番です。2019年、ブラストリオグルーヴのために編曲しました、ブリティッシュブラス(コルネット・アルトホルン・ユーフォニアム)でも演奏できるようにパート譜を用意しました。

グスタフ・ホルスト / arr. 曽我部清典 : 管楽 - 八重奏

イギリスの作曲家グスタフ・ホルストは、管弦楽のための組曲『惑星』の作者として、日本ではつとに有名ですが、その他にも、多くの吹奏楽作品や合唱のための作品を残しています。このアヴェマリアは、その副題が示すように、彼の母親の思い出として、彼が26歳(1900年)の時に、女声合唱のために作曲されました。それを、トランペット8重奏に移植したものです。

エリック・サティ / arr. 曽我部清典 : 管楽 - 二重奏

サティの作ったトランペットのファンファーレ2曲です。「猿の王様」は原題がSonnerieとあるので時計のアラーム音の代わり、「コカイン」はオーケストラ作品の中の一部で「マーチ」となっています。

山本準 : 打楽器 - 三重奏

曲の冒頭はヴィブラフォンとマリンバのトレモロによる迷宮へのいざないである。カウントとともにドラムスによるシャッフルのリズムが全体を支配する。主要テーマが現れ、繰り返されながら変形する。間奏を挟んでこの部分は短縮して繰り返され、トライアングルの新しいテンポに乗って後半の基本リズムが示されて緊迫していく。シロフォン、ヴィブラフォン、マリンバのカノンを経てフィナーレに至る。曲名のRainfall Shuffleは架空のトランプの切り方の名称である。本作品はPlayer 1 神田佳子 Player 2 稲野珠緒 Player 3 永野仁美により、2020年2月7日東京オペラシティリサイタルホールにて初演された。

山本準 : その他 - 三重奏

2000年頃から発表の当てもなく作曲したピアノ独奏から始まる一連の「現代的書法」(といってもすでに時代遅れだろうと思うが)による作品のシリーズの中の一曲で、2007年に一応の完成を見たが、残念ながら演奏される機会には恵まれなかった。この度「越の風」の公募作品として初演されたことは作曲者としては望外の喜びである。初演にあたっては大幅に加筆修正を施した。弦楽四重奏とならび西洋古典音楽の典型的室内楽編成であるピアノ三重奏に世界の様々な「踊り」の要素を詰め込んでみたいというのが作曲の動機である。前奏とコーダが対応して全曲の「額縁」をなし、この間に4つの動的様式と1つの静的様式、さらに西洋古典音楽に根ざす部分が織り込まれている。タイトルは「銀朱」を英国のSF作家J. G. バラードの作品タイトル“Vermilion Sands”から、「風」を演奏の機会を与えていただいた「越の風」から拝借した。本作品は2019年11月10日越の風vol.8 にて、ヴァイオリン 庄司愛、チェロ 渋谷陽子、ピアノ 石井朋子の三氏(トリオ・ベルガルモ)により初演された。

フランツ・シューベルト / arr. 曽我部清典 : 管楽 - 金管三重奏

シューベルトのピアノ連弾曲3つの軍隊行進曲(D733 op.51)から最も有名な第1番をブラストリオにアレンジしました。キーも、ブラストリオ用にニ長調からヘ長調にしてあります。トランペットはinCとinBbの譜面を用意しました。

ゲオルグ・フリードリッヒ・ヘンデル / arr. 曽我部清典 : 管楽 - 金管三重奏

ヘンデルの「見よ、勇者は帰りぬ」(得賞歌)のブラストリオバージョンです。トランペットはC管かB管で、ホルンはアルトホルンやトランペットでも代用できるように、パート譜をつけました。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン / arr. 曽我部清典 : 管楽 - 金管三重奏

ベートーベンのピアノ曲「アンダンテ・ファヴォリ」を、トランペット・ホルン・トロンボーンの金管トリオに編曲しました。金管にはベートーベンの時代の作品がない中で、ベートーベンの時代の音楽を学ぶことができます。コルネット・アルトホルン・ユーフォニアムのブリティッシュブラストリオで演奏するのも素敵だと思います。

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ / arr. 曽我部清典 : 管楽 - 金管三重奏

バッハのカンタータ156番よりシンフォニア。アリオーソという名前でも知られている美しい作品です。金管トリオの編成ですが、トランペットのソロ曲として編曲しました。より歌いやすくするためにin Esのパート譜も添えました。

オルランド・ディ・ラッソ / arr. 曽我部清典 : 管楽 - 金管三重奏

オルランド・ディ・ラッソの「お聴き下さい、主よ」を、金管トリオのために編曲しました。ポリフォニー音楽を体験して下さい。

作者不詳 / arr. 曽我部清典 : 管楽 - 金管三重奏

Adoramus te Christe(キリストよ、あなたを崇めます)という作品は数多く存在しますが、作者不詳のこの曲は、他の作品と違い、厳かながら、楽しげな舞曲風になっています。数少ない金管トリオのレパートリーとしていかがでしょうか?トロンボーンパートは、ユーフォニアムでも演奏可能です。

様々な作曲家 / arr. ジョセフ・ジャンバティスト・ローラン・アルバン : 管楽 - 二重奏

アーバン監修によるデュエット第2集低音楽器版です。(全音楽譜からのアーバンがリニューアルした際に割愛されたものと同じではなく、アーバン自身が作成したものです。ユーフォニアムやトロンボーン、チューバだけでなく、木管楽器でもどうぞ。

山本準 : 鍵盤/管楽 - 二重奏

本作品はもともとパイプオルガンとトランペットの豊かな響きを最大限引き出したいという意図の下に作曲された。 ここでご紹介するのは、オルガンパートをピアノに置き換えたバージョンである。初演はトランペットはオルガン版の初演者でもある曾我部清典、ピアノは木俵茜、2019年8月20日、愛媛県四国中央市のPiano Bar Pierroで行われた。 曲は変ホ音のペダルから始まる序奏に続き、ピアノのアルペジオにのってトランペットとピアノの低音部のオクターブによる上行する旋律を経て、ピアノの明確な嬰へ音上の長三和音に到達する。第2部分は、ピアノの左手によるコンスタントなスケールにのってピアノの右手とトランペットが16分音符を中心とした旋律を交換しあう。この部分の中心音は、変ロ音から、変ホ音、変ト音、ロ音を経てニ音に変化していき、それに伴い旋律線もそれぞれの中心音に従った音階において展開して高潮して、トランペットのソロに到達し、これにピアノが「合いの手」を入れる形となり、最終的にはオルガンはト音上の長三和音、トランペットは嬰ト音に達して休止する。第3部分はピアノの短いカデンツァをへてピアノ低音部の執拗なオスティナートが始まりトランペットとピアノの右手によりさらに16分音符を中心としたラインがやり取りされて緊張を増し、トランペットとピアノの3連符によるユニゾンから、トランペットのハーモニック・グリッサンドを伴うクライマックスに達する。休止ののち序奏部分が再現したあと、Placare(なだめるように)が指定された徐々に積み重なる和音が少しずつ構成を変えながら、最後はホ音上の長三度と短三度を同時に含む8音からなる和音上で静かに曲を閉じる。

曽我部清典 : 管楽 - 独奏

さあ、アーバンを始めよう!(5)です。全音版アーバン金管教則本18ページの7番8番の解説です。7番は急激に難しくなっているので、ここで挫折する人が多いのですが、このテキストを見ながら練習することで、乗り切って頂きたいと思います。

ピョートル・チャイコフスキー / arr. 曽我部清典 : 管楽 - 金管三重奏

チャイコフスキーのピアノソロ曲、12曲からなるシーズンズより第10曲『十月(秋)』を金管トリオのために編曲しました。やや難易度は高めですが、チャイコフスキーならではの、メランコリックな旋律が美しいです。

曽我部清典 : 管楽 - 独奏

さあ、アーバンを始めよう!その(4)です。この号では、17ページの練習曲6番について解説しています。1〜5までで培った技術の再確認のつもりで取り組みましょう。

フランツ・レハール / arr. 曽我部清典 : 鍵盤/管楽 - トランペットとピアノのための二重奏

フランツ・レハールのオペレッタ「微笑みの国」より最も有名なアリア「君は我が心のすべて」を、B管トランペット独奏用に長2度下げて編曲しました。朗々と歌う部分とささやくような部分を吹き分けて演奏しましょう。

曽我部清典 : 管楽 - 独奏

さあ、アーバンを始めよう!その(3)です。今回は、全音版アーバン金管教則本17ページの練習曲3から5までを解説していきます。アーバンがこの3つの練習曲に込めた狙いを解き明かしていきます。

ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ / arr. 曽我部清典 : 鍵盤/管楽 - トランペットとピアノのための二重奏

イタリアのヴァイオリン奏者で作曲家でもあったピエトロ・アントニオ・ロカテッリのヴァイオリンのためのアリアを、高音域の苦手な奏者のために編曲しました。音域を気にせず、バロック時代の歌い方を意識して、演奏してみて下さい。

様々な作曲家 / arr. ジョセフ・ジャンバティスト・ローラン・アルバン : 管楽 - 二重奏

アーバン監修によるデュエット第2集低音楽器版です。(全音楽譜からのアーバンがリニューアルした際に割愛されたものと同じではなく、アーバン自身が作成したものです。)ユーフォニアムだけでなく、トロンボーンやチューバにも使えます。

様々な作曲家 / arr. ジョセフ・ジャンバティスト・ローラン・アルバン : 管楽 - 二重奏

アーバン監修によるデュエット第1集低音楽器版です。全音楽譜からのアーバンがリニューアルした際に割愛されたものと同じではなく、アーバン自身が作成したものです。ユーフォニアムやトロンボーン、チューバだけでなく、木管楽器でもどうぞ。

ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト / arr. 曽我部清典 : 鍵盤/管楽 - トランペットとピアノのための二重奏

モーツアルトのオペラ「魔笛」より第1幕の夜の女王のアリア『ああ、恐れおののかなくてもいいのです、わが子よ』をピッコロトランペットとピアノのために編曲しました。こちらも最高音はFとなっています。

カミーユ・シャルル・サンサーンス / arr. 曽我部清典 : 鍵盤/管楽 - トランペットとピアノのための二重奏

サンサーンスのオペラ「サムソンとデリラ」より『あなたの声に心は開く』をトランペットとピアノのためにアレンジしました。前半の同音連打のピアノと、後半の半音階を伴うメロディが印象的な歌曲です。音量や表情の変化に注意して繊細に歌い上げましょう。

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